By arima0208
今週はきさらぎ賞。この時期になってくると、先に一歩抜け出したクラシック候補を追う2番手グループの争いが激しくなってきますね。
今年はエピファネイアがクラシック戦線の前評判が高そうですが、2番手以下は混戦ムードなのでここで勝ち名乗りを挙げた馬が2番手有力候補になりそう。そんな視点からも注目の一戦です。
さて、これまでのきさらぎ賞の傾向をまとめてみましょう。
人気馬が中心だが、穴馬の激走も目立つ
1番人気は過去5年で2勝2着1回、2番人気が2着1回3着1回、3番人気が1勝と上位人気馬は比較的安定した成績を残しています。
ただ、意外に2、3着馬はそこそこ穴馬が来ていたりします。
2011年2着 リキサンマックス(8人気)
2010年1着 ネオヴァンドーム(5人気)
2010年3着 ステージプレゼンス(6人気)
2009年3着 エンブリオ(9人気)
2008年1着 レインボーペガサス(8人気)
2008年2着 スマイルジャック(5人気)
2008年3着 ヤマニンキングリー(7人気)
フルゲートになることも少ないですし、実力を出しやすい舞台だと思うんですが、やはりこの辺は若さが出るんでしょうね。
ちなみに、このうちリキサンマックスはきさらぎ賞以来掲示板にも載れていませんし、エンブリオも500万を卒業すること無く引退しました。
こんな穴馬を狙って拾うのは至難の業ですが、堅いイメージ(自分だけ?)のあるきさらぎ賞でこれだけの穴馬が走ってるんだよ、という事実は頭の片隅に置いて損は無いでしょう。
穴馬も人気馬もこの距離経験を重視
ローテーションで見ていくと、好成績を残しているのが福寿草特別からの転戦組。
福寿草特別→きさらぎ賞の好走馬
2012年 2着 ヒストリカル
2011年 1着 トーセンラー
2010年 2着 レーヴドリアン
2009年 2着 リクエストソング
ほかに特に注目すべきローテーションはありませんが、上位人気馬・下位人気の激走馬ともに京都1800m経験があった馬の好走率が高いようです。この辺りは若駒らしい傾向ですね。
馬券的に考えると、下位人気馬の激走を狙うなら京都1800mの未勝利で上位の上がりを使った馬あたりを狙うのが有効になりそうです。
反対に相性の悪いローテーションはシンザン記念組。過去5年で連対したのはオルフェーヴル(2011年3着)のみ。
シンザン記念はグリーンベルト状態の京都で内が明らかに有利なレース。きさらぎ賞は開催が進んで外差しも決まるような馬場で行われることが多いですから、馬場状態が違いすぎてこうした結果が出やすいんじゃないでしょうか。
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前走の勝ち馬が京成杯で惨敗している点はやや不安ですが、先を見据えたローテーションをとってますし、ここでも注目したいと思っています。
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タフな流れになれば面白そうです。
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