by kanegen
宝塚記念も終わり、今週から福島と中京が開幕。先に始まった函館と合わせてローカル三場開催となって夏競馬もいよいよ本番です。
夏の福島第一弾の重賞はラジオNIKKEI賞。昨年までは6日目に行われていたラジオNIKKEI賞が今年は開幕週に行われます。
多少傾向にも変わりが出てくるかもしれませんね。
これまでのラジオNIKKEI賞の傾向も含めて、しっかり頭に入れておきましょう。
東京で切れを生かした勝ち方をした人気馬に注意

参考画像:無料の競馬予想データベース【KLAN.jp】

ラジオNIKKEI賞の行われる福島芝1800mは直線からスタートして、コーナーを4つ回るレイアウト。直線は290mと短く、ローカルらしいコースです。
開催日程的に前走は東京や京都、阪神を経験してきた馬も多くなるのですが、東京や京都、阪神は1800mでもコーナーが2つなので、福島芝1800mはまったく異なる形状となります。
ここが攻略のポイント。
東京・京都・阪神は直線が長いので前半はゆったり行って直線弾けるというレースが多く、瞬発力が求められやすくなります。
一方でコーナーが4つで直線の短い福島は中央3場では求められにくい器用さが求められる傾向が強まります。
つまりラジオNIKKEI賞では不器用なレースぶりで外を回して直線だけで結果を出してきた馬やドスローの直線勝負だけで結果を出してきた馬は人気でも疑ったほうがいいということ。
逆に言うと、中山では好走しつつも東京などで瞬発力不足に泣かされて結果を出せなかった馬の巻き返しが狙えるレースでもあります。去年のラジオNIKKEI賞で16番人気で3着に入ったオペラダンシングなんかはそれに該当する馬です。
開催時期が微妙にずれたことに注意

参考画像:無料の競馬予想データベース【KLAN.jp】

去年までは6日目に行われていたラジオNIKKEI賞ですが、今年からは開幕週の2日目に時期がずれて行われます。
馬場を保全する技術が高まってきているとはいえ、福島はJRAの競馬場のなかでも芝の痛みが進みやすい印象があるだけに、この微妙な開催時期のズレは傾向に大きな影響を与える可能性があると見ています。
開幕週にずれるとなれば優位になると見られるのが逃げ・先行の前に行く馬。
6日目に開催されていたときも基本的には先行馬優位なレース傾向があっただけに、それが強まる傾向が出るのではないでしょうか。
上でも書いたとおり、そもそも追い込み馬には注意しなければいけないレースがさらに開幕週の馬場となれば、末脚にかける馬にとってはチャンスはかなり少ないと見ています。
ラジオNIKKEI賞のポイント
- 瞬発力勝負で勝ち上がってきた人気馬は疑う
- 中山で勝って、東京で切れ負けた馬の巻き返しを狙う
- 開幕週に移動したのに伴って先行勢が優位になる
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厳しい流れになったNHKマイルを先行して5着は立派。力は間違いなく上位でしょう。脚質的にも問題ないでしょう。
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