菊花賞はトーホウジャッカルでしたね。ワンアンドオンリーから行ってたボクはかすりもしませんでした。そして穴にハギノハイブリッドを狙ってたんですが、タニノギムレット産駒はブライアンズタイム系じゃないと改めて確認した次第です。
さて今週は秋の古馬G1初戦、天皇賞(秋)。
凱旋門賞に主力級が参戦したとはいえ、なかなかのメンバーです。ジェンティルドンナもいるし、フェノーメノもいるし、イスラボニータもいる。
難しいメンバーですねー!
さて、過去の天皇賞(秋)の傾向を見つつ、個人的な注目馬をピックアップしたいと思います。
天皇賞(秋)は基本、ぶっつけは厳しい
秋のG1、3連戦を戦うにはぶっつけの天皇賞(秋)というローテーションがいい、と言われた時期もありました。
ただ、最近は東京で行われる天皇賞(秋)・ジャパンカップと中山の有馬記念の適性が違うこともあってか、有馬記念スキップというケースもあったりしてこの3つを戦うケース自体がやや減ってきました。そんなあおりもあってか、秋初戦に天皇賞(秋)を選んだ馬の戦績はイマイチ。基本的にはぶっつけでの天皇賞(秋)挑戦は厳しいというのが例年の傾向です。
ただ、今年は有力と目されている馬が軒並みぶっつけ。
ジェンティルドンナは宝塚記念以来だし、フェノーメノは天皇賞(春)以来、エピファネイアもクイーンエリザベス2世カップ以来となっています。
G1馬でぶっつけじゃないのはイスラボニータとカレンブラックヒルだけです。
有力どころのローテーションにやや不安あり、といった感じですね。
天皇賞(秋)は意外と持続性がカギになる
東京のG1ってことで、とにかく決め手重視になっちゃうイメージがあるんですが、実は天皇賞(秋)は意外と瞬発力とは真逆の持続性が活きる舞台になるんです。
と、いうのもまず開幕から4週目の天皇賞(秋)ですが、まだまだ芝のコンディションが良い状態で出来るんです。
だから先行馬がなかなか止まらない馬場が続くことが多いんですよ。そうなると自然と時計も出やすくなって本来の切れ味タイプと先行馬の脚の差が出にくいことがあるんです。
先行しててもとまらなくて上がり33〜34秒台出ちゃう、みたいな。
本来それくらいの上がりが必要になると切れ不足に泣く馬は不利なんですが、先行馬(いわゆる切れ不足の馬)が速い上がりを使える馬場になるとその決め手の差が出にくいというわけ。
瞬発力向きじゃないトーセンジョーダンとかダークシャドウが天皇賞(秋)で好走してるのはそういう理由だと思っています。
今年は臨戦課程からみてもダークシャドウは穴として少しおもしろい、そう考えてます。
2014年天皇賞(秋)の注目馬
天皇賞(秋)は激しい流れになることが多いので、前にいって勝ち切るのは厳しいレース。
とはいえ、後ろからいってズバッと差しきるのはよほどの力がないと出来ないとも思っていて、自在性がありつつ決め手も持っているタイプじゃないと勝てないレースだと思っています。
つまり後ろからのみ、とか前に行ってナンボという馬は頭にはしにくいというのが個人的な意見。
先に挙げたように今年は有力どころが間隔が空いている馬が多くて、難しいところ。
有力どころなら一番イスラボニータに魅力を感じています。自在性あるし、臨戦課程も良いし。
穴っぽいところなら、ダークシャドウかディサイファが気になっています。
ディサイファってディープインパクト産駒らしからぬ決め手不足感があるんですけど、意外と上位の上がりは使えてるんですよね。
時計勝負になってどうかなー?とおもうところはあるにはあるんですけど、前走の内容も悪く無いですし拾ってみる価値はあるかもしれないと思ってます。
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