天皇賞(秋)のスピルバーグ、びっくりしました。毎日王冠で最速の上がりを使っていた馬は天皇賞(秋)でも好成績ってのをどっかで見て、注目はしてたんですけど、今年の毎日王冠のレベルがハテナだったことからさすがにアタマでは買えませんでした。それにしても北村宏司ジョッキーのG1制覇は嬉しいですね。実力がありながら、なかなかG1級の馬に乗る機会がないイメージだったので、こういうところで結果を出してくれたのはなんとも喜ばしいです。
今年は田辺騎手や大野騎手、そして北村騎手とG1初制覇とか、最近G1に縁のなかった日本人騎手の活躍が目立つので地味騎手(失礼!)応援派としては嬉しい限りです。
さて、今週はG1は一休み。東京ではアルゼンチン共和国杯が行われます。
東京の2500mというなかなか味わい深い条件のレースです。さっそくアルゼンチン共和国杯の傾向を見て行きましょう。
アルゼンチン共和国杯はローカル色が強い血統を狙え
有馬記念、目黒記念そしてアルゼンチン共和国杯と2500mという距離はダービーの2400mと100mしか違わないのに傾向がガラッと変わる条件です。
なぜかクラシックの距離から100m伸びるだけで、とってもローカル色が豊かになる感じなんです。
まず好成績なのがゼンノロブロイ。
ゼンノロブロイ | 2-0-1-1/4 |
ジャングルポケット | 1-2-1-7/11 |
グラスワンダー | 1-1-1-3/6 |
サクラローレル | 1-0-0-3/4 |
オペラハウス | 1-0-0-1/2 |
今年はコスモロビンとネオブラックダイヤが登録しています。
2位以下は今年の登録が無いんですが、印象としては中央場所よりもローカルイメージの強い父馬が並んでいます。
ゼンノロブロイ自体もどちらかと言えばパワータイプな印象の強い父だけに、ローカルに合うような父系を持つ馬はアルゼンチン共和国杯と相性が良いと言えそう。
東京2500m全体に広げるとマヤノトップガン産駒も好相性。マヤノトップガンも函館記念でバコバコ穴を出すようにローカル色が強いですね。
ディープインパクト産駒が全く狙えないレースではないですが、ローカル適性の高い馬ほど狙い目というのは覚えておいて損は無いはずです。
アルゼンチン共和国杯は休み明けより叩いている馬
アルゼンチン共和国杯は微妙な時期の微妙なG2。
秋古馬3連戦にガッツリ挑戦するほどでもない重賞常連馬とか、一発を狙う条件馬が出てくる感じのレースです。
だから悠長に夏〜秋に休んでいる馬が出てくるってレースではないのもあってか、アルゼンチン共和国杯では休み明けより秋にすでに1戦以上している馬のほうが圧倒的に好成績です。
微妙なレベルになりやすい重賞ではありますが、能力の絶対値から重賞常連の馬の方が好成績で、札幌記念やオールカマー、京都大賞典をステップにしてきた馬は比較的馬券になりやすい傾向と言えそう。
今年はクリールカイザー、セイクリットバレー、デスペラード、フェイムゲーム、プレティオラス、マイネルメダリストが前走オールカマー、京都大賞典組です。
2014年のアルゼンチン共和国杯で狙いたい馬
アルゼンチン共和国杯はハンデ戦ということもあって、事前に絞り込むのがなかなか難しいレースです。だから何頭か挙げておきますw
まずクリールカイザー。そうそう大崩れしないタイプ。逆に言うと勝ち切る決め手に欠ける感じもありますが、そういう馬でも好走できるのがこの舞台だと思います。オールカマーの好走で人気は出そうですが。
次はホッコーブレーヴ。春に実力をつけたところを見せた馬ですが、秋はここが初戦。その意味では割引感もありますが、タイプ的には合っているとおもうんですよね。
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